希望

HOPE(ホープ)

【聖句】

"神は聖徒たちに、この奥義が異邦人の間にあってどのように栄光に富んだものであるかを、知らせたいと思われたのです。この奥義とは、あなたがたの中におられるキリスト、栄光の望みのことです。"
コロサイ人への手紙 1章27節
聖書 新改訳©2003新日本聖書刊行会

   

【定義】

新約聖書でギリシャ語のエルピス(希望)は、本来は「望みの神」(ローマ15:13)を意味していました。すなわち、キリストによって明らかにされた永遠の救いを、喜びと感謝をもって待ち望む事を意味します。旧約聖書には希望という言葉が、確かなゆるぎないものという期待を込めて、安全、保証、信頼、避難所、隠れ場、待ち望まれていたものというような言葉で、幾度か出てきます。


【拍子】4/4

【説明】

希望は神が私たちの人生の中で始められた、目に見えない御業を物語っています。神の希望の約束には様々な分野のものがありますが、イエス・キリストというお方に焦点が当てられています。イエス様の御霊が私たちの内に住んでおられることは、この世の人々には目には見えないかもしれません。しかし、私たちが主を忍耐をもって熱心に待ち望む時(ローマ8:24-25)、「内におられるキリスト」がはっきりと表されるようになるのです。

キリストは、貧しさを繁栄する豊かな人生へ、病を完全な健康へ、闇と失望をユーモアと熱意へと変えてくださるのです。神は私たちを「やみの中から、ご自分の驚くべき光の中に」招いてくださいました(1ペテロ2:9)。この希望は、主イエス・キリストが再臨された時に出現する千年王国と、それに続く神の御国の永遠の支配という「祝福された望み」によって頂点に達します。


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